ホワイトニングとは
単に歯を白くするのではなく、
ツヤのある健康的な歯へと導くことができます。
ホワイトニングは専用の薬剤を使って歯の表面の着色汚れ・黄ばみを色素分解し、本来の歯の色に仕上げていく処置です。薬剤によって歯が溶けることもありませんし、安全な濃度の過酸化水素・過酸化尿素を利用して歯を白くしますので安心できます。
どのくらい効果が持続するかは、その方の歯の質や、食生活・喫煙の有無・日頃のケアの仕方などによって個人差があります。また、
永久的な効果はありませんので、歯のクリーニングと合わせて定期的にホワイトニングをされるとよいでしょう。
ホワイトニングの種類
ホワイトニングは歯科医院で行なうか、ご自宅にてご自身が行なうかによって治療方法が異なります。
ホームホワイトニング
ご家庭にて、マウストレーにホワイトニングジェルを入れて歯に装着し、歯を白くしていきます。一定時間装着が必要ですが、好きな時間に取り組めますので通院する必要もなく、気軽に行なうことができます。
即効性はありませんが、効果が長持ちすることが特徴です。使用方法や取り扱いの注意などについては、マウスピースをお渡しする際にご説明いたします。
オフィスホワイトニング
歯科医院で専用のホワイトニングジェルを歯に塗布し、特殊な光を照射して歯を白くしていきます。当院ではアメリカで開発された「ビヨンドシステム」というオフィスホワイトニング機器を使用しています。
こちらは従来の機器にくらべて短時間で済むだけでなく、紫外線や刺激の強い光は使用しませんので、歯の
神経に対して安全な点も特徴の一つです。歯の白さの定着具合には個人差がありますが、2~3回以上の施術をおすすめいたします。
オフィスホワイトニングの手順
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カウンセリング・シェードの確認
まずはオフィスホワイトニングについてご説明後、患者さまの歯の色と希望する歯の色をシェードガイド(歯の色の見本)を使って確認し、目安の白さを決めていきます。
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歯肉の保護
ホワイトニングジェルが歯肉に付着しないよう保護していきます。
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ホワイトニングジェルの塗布・光の照射
ホワイトニングジェルを塗布し、目を光から保護するために専用の眼鏡をかけていただき、光を照射します。
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ホワイトニングジェルの除去・クリーニング
ホワイトニングが終わったら塗布していたジェルを除去します。歯肉の保護を取り外して、口内全体を清掃します。
※STEP3と4の処置を、2~3回程度繰り返します。
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シェードガイドでの再確認
仕上がった歯の色を再びシェードガイドでチェックし、完了となります。
ホワイトニングについてよくある質問
ホワイトニングは保険が適用されますか?
保険の適用外になります。しかしながら、歯を傷つけることなく安全に、口元を美しくすることができますので多くの方にご利用いただいている治療方法です。
ホワイトニングの効果はどのくらい持続しますか?
患者さま自身の歯の質や食生活にも左右されますので、個人差がありますがおよそ3~5年は効果が持続します。治療後、歯の色が気になりだしたら再度ホワイトニングを行なうとよいでしょう。また、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの両方を組み合わせて行なうと、より効果が持続します。
ホワイトニングの効果が出ない場合はありますか?
重度の変色や人工の歯、歯の神経が死んでいる歯などは、ホワイトニングの効果は期待できません。その場合はセラミックを使用した治療で対応するなどが望ましいかもしれません。
ホワイトニングができない人はいますか?
歯の成長過程にある18歳以下くらいの方、妊娠中・授乳期の女性、重度の歯周病の方、歯に亀裂が入っている方などは、ホワイトニングを避けた方がよいでしょう。ご自身の判断ではなく、まずは当院までご相談ください。